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配色の妙が光る、スーパー店舗のユニフォーム

2024.02.23

【アイテム3点をオリジナル製作】

今回のご紹介するケースは、スーパーマーケット事業を展開する企業さまからの、店舗スタッフ用のユニフォームです。納期がタイトということもあり、当初は先方のご要望の通り、既製品のカスタム及びスタッフジャンパーのご提案で進行していました。

しかし、話し合いを進めていくなかで、「せっかく依頼するのならば、思い切ってユニフォーム自体をリニューアルしましょう」と、ジャンパーとエプロンを完全オリジナルで製作することに。さらに、オリジナルTシャツを加えた3点セットでの製作が決定しました。

今回のポイント

計算されたスタイルが生んだ3点セット

スタッフジャンパーは、スポーティでありながらも“キチンと感”を備えた、スイングトップブルゾンをチョイス。それに合わせるのは、胸元の比翼ボタンがシャツのような印象を与えるエプロン。ブルゾンの下から覗くラウンド型の裾が、柔らかなイメージを感じさせます。

そして、インナーのTシャツにはテーラーのディテールを取り入れたベースボールTシャツを。ブルゾンのラベンダーグレーとエプロンのダークオリーブが織りなすシックな配色に、Tシャツのイエローが爽やかなアクセントを加えています。

② 職場特性を念頭に置いた素材選び

スーパーマーケットはセクションによって室内の温度が異なるため、お客さまとのヒアリングを重ね、慎重に素材の選定を行いました。また、現場でのオペレーションを想定し、着心地や素材の厚みにもこだわりました。特に実用性が重視されるエプロンは、綿素材のような表面感を持ちながらも、洗ってもシワになりにくいポリエステル生地を採用。耐久性が高く、気兼ねなく洗濯できる点もメリットです。

③ 幅広いサイズをカバー

性別や体型を問わず、すべてのスタッフの方々が快適に着用できるように、S〜3Lまで幅広いサイズ展開を配慮して製作を進めました。納品後すぐに、ゆったりしたサイズの追加生産のご依頼もいただきました。

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今回ご依頼をいただいた企業さまの拠点は、北海道の根室市。

物理的な距離があるため、オンラインミーティングを重ねて製作を進めていきました。

お話を伺うなかで、スーパーマーケットの店舗がある根室市と関東圏では気候が異なるため、通年使用を想定したユニフォームに求められる機能性にも差異が出てくることに気づかされました。ユニフォーム製作において、「どのような場所や環境で、どのように使用されるのか」ということを理解し、お客さまにとって最適な提案を行うことの重要さを、改めて実感した案件でした。

WANSIE UNIFORMでは、お客さまのご希望やこだわり、そして、今回のように使用環境に合わせた、フレキシブルなご提案を行っています。まずはお気軽にご相談いただき、理想のユニフォームのイメージをお聞かせください!

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