【迷いのない明確なコンセプトが、短納期を叶えました】

新型コロナウィルスの流行により、オリジナル商品やノベルティにマスクを選択される企業さまが増えています。今回ご相談をいただいたのは、世界遺産に登録された寺院が運営するミュージアムショップ。新しいアートの奉納を記念した、オリジナルマスクの製作を承りました。

 

奉納プロジェクトの開催までに納品を希望されていたため製作時間はタイトでしたが、コンセプトが明確だったので、迷いなく進行することができました。さらに、出来ることを的確にご提示し、その中で取捨選択をしていただきながら分納する形で短納期を実現。無事に開催に間に合わせることができました。

 

 

今回のポイント

 

➀ 京都の藍染めを使用したこだわりの生地

発酵の力を用いた天然の染色方法である藍染めは、まさに“生きもの”。一反ずつ染めるのでそれぞれの色合いが異なり、左右のパーツを出来るだけ近い色にするため丁寧に選定しました。生きた染料から出る「ジャパン・ブルー」は深みのある美しさを放ち、高級感を感じさせます。

 

② 表裏で素材を変えて機能性をアップ

表側には和の雰囲気が漂う綿のちりめん素材を、内側には宇宙服に使われる「アウトラスト」を採用。アウトラストには調温機能があり、夏に向けての快適な着用感を可能に。また、藍染め自体も抗菌効果を持つため、見た目だけでなく機能性も備えたマスクに仕上がりました。

 

 

③着用時の印象を考慮したプリントの配置

マスク着用時にワンポイントである鳳凰のイメージが立つように、プリントの配置を工夫しました。着用する人の顔の形や骨格によって鳳凰の角度が微妙に変わるので、同型のマスクを何人にも試着してもらい位置と角度を研究。その結果、最適な位置を定めることができました。

 

 

 

 

天然の染色法である藍染めは、その工程が天候や気温に左右されます。梅雨時でありながらも乾燥させるために晴れた日を狙って染めなければならないなど、期日が読めない部分も多く、短納期を叶えるために苦労しました。そのため、染色工場や縫製工場とのコミュニケーションを密に取り、プロジェクト開催に間に合わせることが出来たことは、大きな糧となりました。また、藍染め職人さんと初めてお仕事をする機会を得られたことで発見も多く、貴重な経験をさせていただくことができました。

 

新しい工程が多く、私たち自身も学ぶことが多かった本件ですが、納品後には「私も使用させていただいておりますが、上質な仕上げをありがとうございます」と、ご担当者さまからのうれしいお言葉をいただきました。

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WANSIE UNIFORMでは、お客さまのご希望・こだわりに合わせた、フレキシブルなご提案を行っています。

今回のように、衣服以外のアイテムや染色方法なども、まずはご相談ください。これまで培ったノウハウと実績を活かし、理想のアイテムを製作するお手伝いをいたします。