飛行機に乗る楽しみの一つでもある機内食。そんな機内食の製造を通して、世界中の人たちに“食の喜び”を提供しているのが、今回ユニフォーム制作のご依頼をいただいたゲートグルメジャパン有限会社様です。

長きに渡り着用していた事務職員用の白衣ジャケットの見直しにあたり、オリジナルデザインでのリニューアルを検討されていました。ご依頼の時点では、

◎ノンアイロン

◎洗濯可能

◎8度の温度帯でも寒くない

という、3つの条件をクリアすることが必須でした。しかし、この3要素をカバーする生地だと予算を大きくオーバーしてしまうため、別の素材に代替しなければなりません。そこで、「しわになりにくいポリエステル」「洗濯可能」という特性を満たした厚めの生地の白衣コートをベースに、デザインを考案することにしました。

 

First Design

最初のご提案

デザインに関するヒアリングの際、先方からのご要望は以下の3点でした。

〈1〉髪の毛などの小さな付着物も、すぐに見つけられる色

〈2〉食品を扱う会社であるため清潔感のあるイメージに

〈3〉2を満たしつつも、プラスαとして他社にはない斬新さが欲しい

最初にご提案したのは、〈3〉のご意向を軸に置いた、プリント入りの斬新なデザインでした。しかし、衛生部から「付着した毛髪が見えなくなる可能性がある」とのご指摘を受け、再度ご提案することになりました。

Second Design

修正を重ねて…

セカンドデザインでは、細身のシルエットを活かした〈A案〉と、ワークコート×トレンチ仕様の〈B案〉の2タイプをご提案しました。いずれもホワイトを基調とした、よりシンプルなイメージに修正。既存の白衣に付属しているウエストポケットを無くし、よりミニマルなスタイルへと昇華させました。

結果として〈A案〉が採用されましたが、その後もミーティングを重ね、稼働のしやすさや丈の長さなど、より細かな部分をブラッシュアップ。機能性&デザイン性を両立したスタイルに微修正を加えていきます。

Final Design

選ばれたデザイン選ばれたデザイン

  • 動きやすさを重視

タイトなシルエットを意識しつつも、ウエスト絞りをゆるめに。

背面はインバーテッド・プリーツを採用し、足の動きを邪魔しない快適な着心地を実現しました。

  • カラーはホワイトで統一

既存の白衣は、襟やポケットにあしらわれたブルーがアクセントカラーになっていましたが、今回はホワイト単色に一新。清潔感を打ち出しつつ、当初からのご要望であった髪の毛などの付着物も発見しやすいというメリットがあります。

  • 無駄を省いたデザイン

ウエストや胸元に付属していた4つのポケットを無くし、胸ポケット1つに集約。さらに第1ボタンも排除し、スッキリとした襟周りにアップデート。シンプルなスタイルが好印象を演出します。

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今回のケースでは、食品に携わる業種柄、デザイン性や機能性だけではなく、衛生面からの視点も意識しなければなりませんでした。このような制約がある中でも、素材選びやデザインにこだわり、フレキシブルな姿勢で理想形に近づけていきます。

そのためにも、お客様へのヒアリングやご意見を伺う機会は重要。メールなどで何度もやり取りを重ね、認識のズレがないように意思疎通を図りながら、「理想のユニフォーム」に仕上げます。

ゲートグルメジャパン様からは、工場スタッフが着用するコックパンツのリニューアルのご提案もいただいています。

次回も、お客様の満足を目指して。

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