たくさんの人が集えるバーに
開店当時は常連のお客様にプライベート空間と落ち着いた時間を提供できるよう、隠れ家バーのような営業形態で運営されていたそうです。 しかし、お客様同士の出会いが増えてくるにつれて、システムを撤廃し誰もが気軽に入店できるようにコンセプトを変更しました。現在では多様なお客様に愛されているバーとなっており、今回はこのコンセプトの変更にあわせて、ユニフォームもリニューアルしたいとマスターからのご依頼をいただきました。バーのオープン当時から採用していたシックなユニフォームは客層を意識した高級感のあるデザインでしたが、現在は年代や性別、職業も様々な客層に広がってきたこともあり、今の明るく楽しいイメージにユニフォームを刷新したいというご要望をいただきました。
近隣のお客様に話題を
Bar左近のお客様は、高級住宅地として知られる白金エリアに住む地元のお客様が多いとのことで、近隣のお客様の話題となるような、斬新で印象深い生地を使った上下セットアップのユニフォームはどうかと考えました。前身頃には高級感漂うブラックの生地を採用し、後身頃や後ベルト、そして裏地にアフリカ柄の生地を採用し、明るく個性的を雰囲気を演出しました。春・夏シーズンに涼しさを提供できるよう、白ベースのベストとパンツもご提案させていただきました。
また、レジの管理などの細かな業務もあるため、領収書や筆記用具が容易にいれられるようなポケットが欲しいというリクエストがあり、前身の腰部の両側だけでなく左胸部にも取り入れたことでより実用的に。パンツは個性的なサスペンダー付きを採用。全体のシルエットは動きやすいよう、敢えて細身ではなくゆったりとした幅に、肩ベルトの後身クロス部はループで固定することで動きやすさも確保しています。またベスト、パンツと同じアフリカ柄の生地を使ったサロンエプロンもあわせて着用することで全体をまとめました。
<ご提供したアイテム>パンツ・ベスト・エプロン(黒&白)
SHOP INFO : Bar左近様
東京の港区白金にある隠れ家的なバー。今年で14年目を迎え、常連のお客様にも長く愛され続けているお店です。