【チームの一体感を生む、理想のユニフォーム】
新しいプロジェクトが発足する際、それにあわせてユニフォームをつくりたいとお考えの方も多いのではないでしょうか。今回ご紹介する事例は、企業文化の異なる2社が協業する上で、チームとして一体感を醸成することを目的に、オリジナルの“羽織りもの”を製作したいというご依頼から始まりました。
日米双方のスタッフが着用されるため、日本のビジネスカジュアルとアメリカのTシャツルックのどちらにもマッチするデザインをお求めでした。さらに、「男女問わず着ることができる」、「オフィスでもプライベートでも違和感がない」、「保温性が欲しい」というご希望を伺いました。
今回のポイント
➀ ニュートラルな仕様&デザインを意識
「クラシカル×アスレチック」をテーマに、スポーティーなフードコートをベースアイテムとして、クラシカルなテーラー要素をデザインに取り込みました。性別や年齢、ON-OFFにとらわれず、ニュートラルな印象に仕上げています。また、高機能かつシックなウールタッチの生地を採用し、ラフになりすぎない上品さを醸し出しています。
② マイクロフリースで保温性アップ
裏地にはマイクロフリース素材を使用し、保温性を高めました。ご用意可能な生地の中で、お客さまのイメージに沿った風合いとカラーを絞り込み、理想的な一着に仕上げることができました。
③ デザインと機能性の融合を図る
袖には多機能なミリタリーポケットを配置し、背面にはウエストを絞ることができるバックル式のアジャスターを搭載。着やすさと機能性をキープしつつ、デザインとの調和を図るために付属パーツの質感と色味を可能な限り合わせました。
米国在住のスタッフの皆さまの声をヒアリングしながら進行したため、デザイン決定まで慎重に時間を使いました。また、日米での着用が想定されるため、さまざまな体型の方にフィットするサイズ感を念頭に、各パーツごとに寸法を確認しながら製作を行いました。特にこだわったのが、生地のセレクトや刺繍ロゴです。特にロゴは、大きさや配置の微修正を重ね、意見を交換しながら、ご納得いただける仕上がりにたどり着くことができました。
その結果、納品後に「生地の質感も、所々に装飾を施してくださったデザインも大変評判が良かったです」とのお言葉をいただき、私たちも大きな達成感を覚えることができました。
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今回のケースのように、実際にユニフォームを身につける方々の体型や着用シーンはさまざまです。だからこそ、ニュートラル&フラットなデザインや機能性が求められます。
多岐にわたる製作実績を持つWANSIE UNIFORMでは、お客さまのご要望に沿った柔軟なご提案が可能です。まずは理想のイメージをお聞かせください。