Date2025.06.17

2025年6月 メンズ パリファッションウィークにてWANSIE SS26を出展いたします。

東京・新宿を拠点に、オリジナルユニフォーム製作を手がける「WANSIE UNIFORM」。2014年の創業以来、ホテル・医療・建設・化粧品、ラグジュアリーブランドのイベントスタッフなど、多様な業種に向けて、機能性とデザイン性を兼ね備えたユニフォームを提供してまいりました。

私たちはユニフォーム製作を、機能性だけでなく、企業の価値観や空気感を“装い”という形で表現するクリエイティブな行為と捉えています。
装いは、企業が持つ美意識や姿勢を静かに伝える「もう一つの言語」。
着る人の動きや立ち居振る舞い、空間との調和を通じて、“ブランドの余韻”をまとう服づくりを大切にしています。

この哲学は、2019年に誕生したアパレルブランド「WANSIE」にも通じています。
レディトゥウェアラインでは、ユニフォーム製作で培った職人技や作業着特有の機能性を、ファッションの視点で再構築。日本のクラフトマンシップと感性を融合させたコレクションを展開しています。


【SS26 Collection:「Swallow’s Tail」】

2025年6月、私たちはパリファッションウィーク期間中(6月25日〜7月1日)、感度の高いブランドが集うDEJIMA SHOWROOM(5 Rue de Grenier-Saint-Lazare, 75003 Paris)にて、最新のSS26コレクションを発表いたします。

今季のテーマは、サルバドール・ダリの遺作《Swallow’s Tail》と、数学者ルネ・トムの「カタストロフ理論」からのインスピレーション。
トムが説く「緩やかな変化が、ある一点で大きな転換を引き起こす」という思想を、私たちは“日常に潜む静かな進化”として捉え、クラシックなワークウェアに繊細な変化を加えながら再構築しています。

上質な素材選定、ゆとりある都市型シルエット、そして細部に宿る意外性が、日常に新たな視点と余白をもたらします。
燕(つばめ)の軽やかな動きに導かれるように構成されたフォルムは、日本文化における春の到来と幸福の象徴として、今季の世界観を静かに支えています。


【WANSIEが描く“装いのあり方”】

WANSIEが目指すのは、“装う”という行為が、単なる選択ではなく、“生き方の余韻”として残るような服。
それはWANSIE UNIFORMにおけるブランド表現とも重なり、「働く姿」「佇まい」「場の空気」すべてに美しさがにじむ装いを、日常の中に提案していくという姿勢です。

私たちの服づくりは、どのラインにおいても、感性と機能性の調和、そして記憶に残る空気感を何より大切にしています。


【卸先実績と国内外バイヤーへのご案内】

WANSIEはこれまで、パリ、台湾、ロサンゼルス、香港などにおいて、感度の高いセレクトショップを中心に展開してきました。機能美に裏打ちされた現代的なデザインは、国内外問わず多くのバイヤー様・スタイリスト様から高い評価を受けています。

今回のパリでの発表を機に、新たな地域との出会いを創出すると同時に、国内のセレクトショップバイヤー様にもご覧いただける機会を設けております。パリへのご来場が難しい方には、展示会後の東京でのご案内や、Lookbookの送付なども承っておりますので、どうぞお気軽にご連絡ください。


【展示会概要】

会期:2025年6月25日(水)〜7月1日(火)※営業時間:10:00〜19:00(最終日は13:00まで)

会場:DEJIMA SHOWROOM (5 Rue de Grenier-Saint-Lazare, 75003 Paris)

お問い合わせ・Lookbook請求wansie@mid-group.co