今回ユニフォームを提供させていただいた嘉誠会様は、大阪を中心にケアプランセンター・訪問看護ステーション・介護老人保健施設などを総合的に展開し、福祉の向上に取り組んでいる社会福祉法人様です。

その嘉誠会様の新施設である特別養護老人ホーム「ヴァンサンク ボヌール」のオープンに向け、ユニフォーム選定をされていた際に、偶然インターネットでWANSIE UNIFORMの存在を知ってくださり、お問合せいただいたところから今回のプロジェクトがスタートいたしました。

ユニフォーム製作を始めるにあたり、ご要望として挙がったものが下記でした。
①施設が特別養護老人ホームということもあり、介護施設ではあるものの、「住む家」という点を第一に考え、「職員感」が出ないユニフォームにしたい。
②介護業界のイメージを払拭したい。介護というと決まってポロシャツ、ジャージ、介護服のイメージがあるのだが、その概念をとっぱらい、「介護=カッコいい、オシャレ」という新しいイメージを業界に提案し、職員のモチベーション向上、働き手増加、に一石を投じたい。
③内装の雰囲気を引き立てるユニフォームにしたい。温かみの溢れる木目調の資材、間接照明を効果的に使用した内装になっており、その雰囲気を引き立てるユニフォームにしたい。

「職員感の出ないユニフォーム」という難題にWANSIEスタッフ一同戸惑いましたが、ミーティングを重ね、閃いたアイデアが割烹着スタイルのエプロンでした。割烹着というと昭和の母のイメージが強いと思われがちですが、現在は現代版にアレンジされた割烹着も多く、おしゃれなエプロンの一つとなってきています。そういったトレンドも取り入れつつ、嘉誠会様のカラーを引き出すようなデザインをご提案させていただきました。ご要望のあった
(1)「住む家」と「ユニフォーム」のバランス
(2)スタッフの年代、体型もバラバラだが誰が着ても違和感のないアイテム
(3)アットホームな内装の雰囲気に配慮したデザイン、は今回特に心がけたポイントです。

デザイン案を提出させていただいた際、「これまで業界でも見たことがない斬新かつ洗練されたデザイン性。
入居者様の年代に抵抗のない”割烹着”をユニフォームにすることで安心やアットホームさを演出でき、本当に素晴らしい提案だと感じました」とのコメントを頂き、このプロジェクトをスタートさせるにあたり、スタッフ一同とても励みになりました。

サンプル制作段階でも、素材やディテール、文字のバランスなどを担当者様と密に確認しあいながら順調に進めることができました。

また、当初の予定では男女それぞれ別々のセパレートタイプのパンツやシャツなど複数アイテムを想定していたそうですが、私たちが提案したデザインがそれを覆すワンピースかつユニセックスデザインでしたので、アイテム数を減らすことができ、
予定の生産コストを大幅に抑えることができました。弊社の提案は、単にデザイン性の提供のみならず、コスト削減案などを含めた、クライアント様が求めるニーズを包括的に提供し満足いただくことです。

嘉誠会様よりオープン日のスタッフ着用写真をお送りいただきました。
ユニフォーム担当者様からは「割烹着エプロンという特別養護老人ホームの意義に反することなく、
ご入居者様の年代に受け入れやすいコンセプトがあったことがスムーズな改革につながりました」というお言葉もいただき、一緒に作りあげることができたという喜びが、私たちの今後のモチベーションにもつながりました。

従来のものごとを変えるというのは大変な作業ではございますが、今後とも業界のイメージ向上、「デザインで社会を変える」というWANSIE UNIFORMの掲げるミッションを遂行していきたいと思います。

<ご提供したアイテム>割烹着

社会福祉法人嘉誠会
http://kaseikai.or.jp/
大阪を中心にケアプランセンター、訪問看護ステーション・介護老人保健施設・通所サービス・訪問サービス・住まいを総合的に展開し、地域の医療・保健・福祉の向上に取り組まれています。